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「家庭の備蓄状況」についてアンケート調査してみた!

「家庭の備蓄状況」についてアンケート調査してみた!

2018年は、6月18日に「大阪府北部地震」、6月28日から7月8日かけて「平成30年7月豪雨」が発生し、甚大な被害をもたらしました。今後もいつどこで起きるか分からない大規模災害に備えて、日頃から備蓄をしておく必要性が改めて認識されています。
「トクする!防災」プロジェクトでは、全国600名の20代~40代の女性に「家庭の備蓄状況」に関するアンケート調査を実施し、回答結果を分析しました。

備蓄調査概要
  • 調査方法
  • インターネット調査
  • 調査期間
  • 2018年6月30日~2018年7月1日
  • 対象者
  • 20代~40代の女性 600名
  • 地域
  • 日本全国47都道府県

    ■備蓄には「3日分×家族の人数分が必要」ということは、約半数が知っていると回答!しかし約8割が実践できていない!

    • 「家庭の備蓄状況」についてアンケート調査してみた!
    • 一般的に、備蓄には「3日分×家族の人数分」が必要とされています。備蓄の心得(備蓄品はこれが必要)
      そこで、備蓄には「3日分×家族の人数分」が必要であることを知っているか聞いてみると、約半数(46.8%)の人が知っていることが判明しました。

      しかし実際に、その量を備蓄できているかという質問に対しては、79.2%ができていない(「あまりできていない」と「全くできていない」の合計)と回答しました。

      ■76%が備蓄すべき水の量を少なく認識している!4人家族が備蓄すべき水の量は36リットル!

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      • 一般的に、4人家族(大人2人、大学生1人、高校生1人)の場合、備蓄に必要な水の量は36リットル(1人3リットル×3日間×4人分)、またアルファ化米・レトルトご飯などの備蓄必要量は36食(1人3食×3日分×4人分)と言われています。

        そこで、4人家族は水、米をそれぞれどれぐらい備蓄すべきと思うか聞いたところ、水に関しては76%が36リットル未満(12L未満、24L未満、36L未満の合計)、米に関しては62%が36食未満(12食未満、24食未満、36食未満の合計)と回答しました。また平均回答値は水が26.1リットル、米が24.9食分でした。これはそれぞれ、必要量よりも約1日分も備蓄が足りていないことを意味します。

        ■備蓄できていないものは「寝袋」「うがい薬・マウスウォッシュ」「携帯電話の予備バッテリー」

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        • 「3日分×家族の人数分」の備蓄を「十分にできている」、「それなりにできている」と回答された方に対し実際に備蓄しているものを聞いてみると、備蓄できているものTOP3には「水(83.2%)」、「ティッシュペーパー、除菌ウェットティッシュ(77.6%)」、「トイレットペーパー(72.0%)」が上がりました。

          その一方で、「寝袋(15.2%)」、「うがい薬、マウスウォッシュ(25.6%)」、「携帯電話の予備バッテリー(30.4%)」は、備蓄できている人が少ないことが明らかになりました。
          水を必要としない「うがい薬、マウスウォッシュ」は、災害が発生してからインフラが復旧するまでの間、生活を続ける上でとても重要です。避難生活では水不足などにより、口腔ケアがおろそかになり、むし歯や歯周病などが生じやすくなります。特に高齢者の方は、体力低下も原因となり、感染症にかかりやすくなります。

          ■備蓄ができていると思っている人のうち、44.8%が「健康を維持するため」の飲食物(栄養補助食品、野菜ジュースなど)を備蓄できていない

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          • 「3日分×家族の人数分」の備蓄を「十分にできている」、「それなりにできている」と回答された方に対し、栄養補助食品や野菜ジュースなどの「健康を維持するため」の飲食物まで備蓄できているか聞いてみると、約半数(44.8%)の人が、そこまでは備蓄できていないことが判明しました。

            過去の災害の例でみると、支援物資はおにぎり、パン、カップ麺などの炭水化物の食物が主であるため、ビタミンやミネラル、食物繊維が不足しやすくなります。2011年の東日本大震災では、栄養機能食品などが積極的に使用されていました。
            また野菜ジュースは、ビタミン等の栄養を摂取できるだけでなく、アルファ化米を戻すときに活用できたり、調理の工夫に活用できる点もオススメです。

            ■乳児向けの備蓄も手薄…粉ミルクの備蓄は約3割にとどまる

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            • 0~1歳の子どもがいる女性に対し、子どものために、災害対策としてどのようなものを備蓄できているか聞いてみると、「おしりふき(66.0%)」、「紙おむつ(65.4%)」の2つが圧倒的に多かったのに対し、粉ミルクは、30.7%しか備蓄していないことが判明しました。

              普段母乳で赤ちゃんを育てている方は、特に意識して粉ミルクを用意されていないことが考えられますが、災害時には栄養不足やストレスにより、母乳が出なくなる場合があることも分かっているため、粉ミルクの備蓄も必要です。

              ■日常の買い物から手軽に始められる備蓄法「ローリングストック」について言葉の意味を知っているのは約4人に1人

              • 「家庭の備蓄状況」についてアンケート調査してみた!
              • 「ローリングストック」とは、普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量を備蓄しておく備蓄法ですが、言葉の意味まで知っているかを聞いたところ、知っていた人は約4人に1人(27.5%)でした。

              「家庭の備蓄状況」アンケート調査結果はこちら!

              • ①約8割が「3日分×家族の人数分」の備蓄を実践できていない!

                →備蓄には「3日分×家族の人数分」が必要ということは、約半数が知っていると回答しましたが、約8割は実践できていないことが判明しました。
              • ②76%が備蓄すべき水の量を少なく認識している!

                →4人家族の場合、備蓄すべき水の量は36リットル(1人3リットル×3日間×4人分)です。
              • ③「寝袋」「うがい薬・マウスウォッシュ」「携帯電話の予備バッテリー」は備蓄できている人が少ない!

                →アウトドア用品は災害発生時にも役立ちます。また、感染症対策には、口腔ケアが大切です。
              • ④備蓄ができていると思っている人のうち、44.8%が「健康を維持するため」の飲食物を備蓄できていない!

                →過去の災害の例でみると、支援物資はビタミンやミネラル、食物繊維が不足しやすくなります。
              • ⑤約3割しか粉ミルクを備蓄できていない!

                →災害時には栄養不足やストレスにより、母乳が出なくなる場合があることも分かっています。
              • ⑥「ローリングストック」について言葉の意味を知っているのは約4人に1人!

                →「ローリングストック」とは、普段から少し多めに食材、加工品を買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量を備蓄しておく備蓄法です。
              「トクする!防災」プロジェクトは、効率的かつ手軽にできる備蓄として、「ローリングストック」の実践を推進しています。ポイントは、使った分は必ず補充することです。「ローリングストック」は、食料だけでなく日常で使用する生活用品(ウェットティッシュ、カセットボンベ、乾電池、使い捨てカイロなど)にも応用できます。
              備蓄の心得(ローリングストック法について)


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