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オフィス・法人の備蓄は何を何日分?人数別の目安とチェックリスト【2026年】

編集責任者: 松田 怜央

危機管理計画と防災用品を確認する担当者

法人の備蓄は「何か置いてある」だけでは不十分で、人数×日数×保管場所×更新ルールが揃って初めて機能します。家庭の備えと違い、オフィスは帰宅困難・エレベータ停止・来客・シフト勤務が重なるため、水・食料・トイレに加え、情報連絡と最低限の電源の設計が必要です。

この記事では、法人備蓄の目安、チェックリスト、安否確認・ポータブル電源との役割分担を整理します。家庭向けの基本は防災グッズ必需品15点、安否の料金比較は安否確認システム比較を参照してください。

数量の考え方は内閣府等が示す家庭向け「最低3日・できれば1週間」をベースに、オフィス滞在シナリオへ読み替えた編集部の実務整理です。業種・自治体の努力義務やガイドラインがある場合はそちらを優先してください。

オフィス備蓄で最初に決めること

  1. 誰が何日、どこに留まる想定か(帰宅困難・在館待機)
  2. 対象人数(従業員+想定来客・協力会社)
  3. 保管場所(各フロア分散か、倉庫集中か)
  4. 賞味期限と棚卸し担当(年2回など)
  5. 安否確認との役割分担(備蓄は物資、安否は情報)

人数別の数量イメージ(例:在館3日)

項目目安の考え方20名の例50名の例
飲料水1人1日3L × 日数180L450L
食料1人1日3食相当180食450食
携帯トイレ1人1日5回前後 × 日数(目安)約300回分約750回分
ライト・電池フロア・通路単位拠点ごとに点検同上
救急・衛生人数に応じセット複数個所複数個所

※食料はアレルギー・ハラル等の配慮が必要な場合、種類を分けます。水はペットボトルの保管期限と荷姿(重い)も計画に入れてください。

チェックリスト(法人)

  • 対象人数と在館シナリオが文書化されている
  • 水・食料・トイレが人数×日数で足りる
  • 賞味期限の台帳と入替え担当がいる
  • 夜間・休日に倉庫へアクセスできる
  • 安否確認の手段が決まっている(比較表
  • 最低限の照明・通信手段がある
  • 電源が必要な機器がある場合、ポタ電の容量を試算している
  • 訓練(安否配信+備蓄取り出し)を年1回以上やる

家庭用グッズとの違い

観点家庭オフィス・法人
意思決定家族総務・経営・拠点長
保管自宅の限られた場所倉庫・フロア分散
更新ローリングストック台帳・棚卸しが必須
連絡家族間安否システムの効果大

家庭の備えを社員に促す啓発と、会社が持つ在館用備蓄は分けて設計すると、責任分界が明確になります。

よくある質問

何日分が「正解」ですか?

業種と立地で異なります。まずは3日分を最低ラインとし、帰宅困難リスクが高い都市部オフィスは1週間を視野に入れる企業が多いです。自社のBCPと矛盾しない日数を決めてください。

ポータブル電源は法人でも必要ですか?

ルータ・照明・スマホ充電を在館で維持したい場合は候補です。人数分の家電を動かす前提にはせず、情報と最低限の環境維持に絞ると費用対効果を説明しやすいです。

備蓄や安否の相談はできますか?

はい。お問い合わせから従業員規模・拠点数・いま困っている点を送ってください。安否・危機管理の比較資料はRFPチェックリストでも請求できます。

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